こんにちは。
今日は自作の詩です。
本当は音楽が付いてるんですけどそこまで載せるつもりはないのでここでは文字だけですね(笑
『again』
捨てられた空き缶、
涙のように伝う溜まった
雨 こうしている今もどこかで誰かが生まれ
そして誰かが死んでいるんだろう
水の染みたスニーカー、傘からこぼれる儚い
雫 こうしている今も誰かは誰かを愛し
そして誰かが憎まれるんだろう
いつの間に夢は腐ったの?
あの日の記憶はどこへ
流れたの?
水溜まりをみつけては覗き込むけど
影も形も見当たらない
消えたらいいと願った『あれ』も
永遠だと信じた『それ』も
手を離したらはぐれてしまった
当たり前だった『これ』も
「いつかは」と叫んだ『夢』も
目を閉じてたら見失ってしまった
いつの間に夢は腐ったの?
どこへ行けば再び会えるの?
ゴミ箱を蹴飛ばして漁ったら
ずぶ濡れの昨日が
泣いていた 消えたらいいと願った『あれ』を
永遠だと信じた『それ』を
もう一度ポケットに詰め込んで
当たり前だった『これ』と
「いつかは」と叫んだ『夢』に
「ごめんな」と告げて手を繋いだ
家に向かう僕の周りでは
誰かが昨日に手を振って
誰かが明日を待っている
はい。
えーと、雨っていう情景と涙を軸にして展開した詞ですけども、
全体が一本の線でつながるようなものにしてみました。
たとえば、最初に出てくる
「空き缶」は空っぽになった
自分なのかもしれないし
本当に見たままの光景なのかもしれない
空から降ってきて足もとに溜まっていく雨は涙で、これは誰かの心の中なのかもしれないし、
実際に雨が降ってて主人公はそれに打たれてるのかもしれない
無難に読むなら見たままの景色を連想すればいいと思うし
踏み込んで深読みしようとすればそれにもちゃんと応えてくれる。
そんな詞を書いてみようと思って生まれたのがこのagainで
このブログの趣旨に通じるものがあるなと載せてみた今、ふとそう思いました
いろんな切り口を与えたつもりです。
『あれ』『それ』『これ』『夢』に各々の主観的なものを入れて皆さんの世界を完成させてください。
そして捨てかけていたそれをもう一度追ってみてください。何が言いたかったかっていうと結局はこれ(↑)に尽きます。
どれだけ時間かかってもいい
来世に託さなきゃいけなくなってもいい
休憩しまくってもいい
でも折角手にした
何かを易々と捨てないでください。
その何かを
生み出した誰かを忘れないでください。
じゃあ今日はこの辺で。